先日osu!Lazerに関する記事を投稿しましたが、そもそも「osu!Lazerなのか」、「osu!は何者が何なのか」について、あまり日本語の記事がなかったのでまとめてみました。
文字ばかりで面白くない記事かも知れませんが、osu!に興味がある方には是非読んでほしいです。
そもそも、osu!はオーストラリアのppyという方が、かつて存在したイニスというゲームメーカーが任天堂DS向けに販売した音楽ゲーム「押忍！闘え！応援団」を元に製作されたゲームです。
ただ、この記事から2年ほど経った今、製作していたゲーム会社が破産しているようで、新作への希望は望み薄です。
元のゲームは、あまり話題になりませんでしたが、誰もが無料かつ自由に譜面製作が出来るosu!は、独自に進化を遂げています。
今ではスタンダードなosu!に加え、長期にわたりメンテナンスされ、太鼓の達人を模したosu!taikoやビートマニアを模したosu!mania、EZ2DのEz2Catchを模したosu!catch、これら4つのゲームモードを備えた大規模な音楽ゲームになっています。
派生ゲームに共通する点としては、osu!の譜面形式をそのまま利用できる特徴があります。
主なosu!の派生ゲームとしては、osu!のオープンソース版として登場したopsu!やAndroid版osu!として長らくPlayストアに存在していたosu!droidなどが有名と言えるのではないでしょうか。
osu!は元々Windows向けに作成されていた為、Mac OSXやiOS、Android、Linuxなどでプレイするには、何らかの手順を踏まないとプレイ出来ないのが現実でした。
opus!は、この現実からJavaでゼロからosu!を再現して、LinuxやMacそしてAndroidでのネイティブ動作を可能としていました。ただ、osu!のメインブランチとは別の有志達によるメンテナンスであった為、微妙に動作感に違いがありました。
もちろん、opus!はJavaでosu!を作るというコンセプトであるため、完全なosu!のコピーを再現することが目的なので、プロジェクトの趣旨として、公式のosu!と比較すルべきではないでしょう。
過去にosu!製作サイドで独自にスマホ向けosu!の計画が行われていてiOS向けに「osu!Stream」というアプリがリリースされています。これは、Appleによる審査通過のためか、楽曲は公式楽曲のみで、「osu!」固有の良さを発揮出来ず、あまり流行りませんでした。（もしかすると開発費回収の意味合いがあったのかも知れません）
しかも、どうやらosu!streamのようなモバイル版osu!のような形ではなく、マルチプラットフォームのosu!の1つとして、リリースするとのことでした。
これまで、ppy氏はWindowsのみサポートという形態を取ってきたので、マルチプラットフォーム化の突然の発表を、自分は初めフェイクかと疑いましたが、実際にiOSのビルドテストが行われたり、Android向けにビルド可能になったりと、大躍進を遂げました。
こうして、現在のosu!Lazerの開発は進んでいきました。
これまで、寄付した人以外はアプリ内の楽曲DLは出来ませんでしたが、osu!Llazerからは標準機能となりました。
osu!Lazerの最大の特徴は、iOSでもAndroidでもPC向けでも、ほぼ同じソースコードで動作しているため、環境問わず同じ挙動が実現するようになっています。
osu!Lazerは現在、開発版(develop)ビルドのみですが、既にこれまでのWindows版osu!での動作が、安定してスマホでプレイ出来るようになっています。
安定版(stable)のリリースまで、どのくらいかかるか分かりませんが、公式リリースが楽しみです。
文字ばかりで面白くない記事かも知れませんが、osu!に興味がある方には是非読んでほしいです。
osu!Lazerについて
そもそもosu!って？
また、矢野氏は同インタビューで海外発のフリーゲーム『osu!』についても言及している。『osu!』は『押忍！闘え！応援団！』シリーズを強く意識し開発されたゲームだ。ゲームとしてのクオリティ、更新頻度、楽曲の充実などどれをとっても単なるフォロワーには終わらないほどの魅力を持ち、こちらも国内外で人気のゲームとなっていた。氏は『osu!』について、コミュニティの形成やシェア機能など参考になる部分も多く、譜面もよく考えられており影響を受けていることを明かしている。「押忍！闘え！応援団」の製作サイドでもosu!のクオリティやコミュニティの勢いはマークされているようで、新作も視野に入れていた様です。
引用元: “『押忍！闘え！応援団』開発者、シリーズ復活に意欲を見せる。「うまくいけば次のプラットフォームで」とも | AUTOMATON”
ただ、この記事から2年ほど経った今、製作していたゲーム会社が破産しているようで、新作への希望は望み薄です。
元のゲームは、あまり話題になりませんでしたが、誰もが無料かつ自由に譜面製作が出来るosu!は、独自に進化を遂げています。
今ではスタンダードなosu!に加え、長期にわたりメンテナンスされ、太鼓の達人を模したosu!taikoやビートマニアを模したosu!mania、EZ2DのEz2Catchを模したosu!catch、これら4つのゲームモードを備えた大規模な音楽ゲームになっています。
osu!の派生
これだけの大規模ゲームとなった今、沢山の派生ゲームが登場しています。派生ゲームに共通する点としては、osu!の譜面形式をそのまま利用できる特徴があります。
主なosu!の派生ゲームとしては、osu!のオープンソース版として登場したopsu!やAndroid版osu!として長らくPlayストアに存在していたosu!droidなどが有名と言えるのではないでしょうか。
osu!は元々Windows向けに作成されていた為、Mac OSXやiOS、Android、Linuxなどでプレイするには、何らかの手順を踏まないとプレイ出来ないのが現実でした。
opus!は、この現実からJavaでゼロからosu!を再現して、LinuxやMacそしてAndroidでのネイティブ動作を可能としていました。ただ、osu!のメインブランチとは別の有志達によるメンテナンスであった為、微妙に動作感に違いがありました。
もちろん、opus!はJavaでosu!を作るというコンセプトであるため、完全なosu!のコピーを再現することが目的なので、プロジェクトの趣旨として、公式のosu!と比較すルべきではないでしょう。
過去にosu!製作サイドで独自にスマホ向けosu!の計画が行われていてiOS向けに「osu!Stream」というアプリがリリースされています。これは、Appleによる審査通過のためか、楽曲は公式楽曲のみで、「osu!」固有の良さを発揮出来ず、あまり流行りませんでした。（もしかすると開発費回収の意味合いがあったのかも知れません）
osu!Lazerの登場
2018年の年末にppy氏のツイッターから、「osu!のiOSベータテストやるよ！」というツイートされました。thanks in part to our long term goal of true native cross-platform support, and part to some amazing community contributors, we’re very close to mobile dev builds of lazer!
— Dean Herbert (@ppy) December 22, 2018
looking forward to being able to share this in the very near future. and yes, andoid will be targeted too! pic.twitter.com/jqUGwQtksx
しかも、どうやらosu!streamのようなモバイル版osu!のような形ではなく、マルチプラットフォームのosu!の1つとして、リリースするとのことでした。
これまで、ppy氏はWindowsのみサポートという形態を取ってきたので、マルチプラットフォーム化の突然の発表を、自分は初めフェイクかと疑いましたが、実際にiOSのビルドテストが行われたり、Android向けにビルド可能になったりと、大躍進を遂げました。
こうして、現在のosu!Lazerの開発は進んでいきました。
これまで、寄付した人以外はアプリ内の楽曲DLは出来ませんでしたが、osu!Llazerからは標準機能となりました。
osu!Lazerの最大の特徴は、iOSでもAndroidでもPC向けでも、ほぼ同じソースコードで動作しているため、環境問わず同じ挙動が実現するようになっています。
osu!Lazerは現在、開発版(develop)ビルドのみですが、既にこれまでのWindows版osu!での動作が、安定してスマホでプレイ出来るようになっています。
安定版(stable)のリリースまで、どのくらいかかるか分かりませんが、公式リリースが楽しみです。
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